1 :本多工務店φ ★:2008/07/24(木) 23:07:38 ID:???
財務省は24日、日本学生支援機構(旧日本育英会)の奨学金事業について、
ずさんな債権回収が滞納を招いているとして運用改善を求めた。
学生の3人に1 人が使うなど普及が進む一方、3カ月以上の延滞債権額が2006年度末で2074億円となり、5年間で約2倍に膨らんだ。
奨学金の原資は財政投融資や国費。
同省はこのまま滞納が広がれば、財投の焦げ付きや国庫負担増につながると懸念している。

同事業を巡っては、返済が滞った場合に備えて保証機関が債務を肩代わりして返済する制度がある。
しかし財務省の調査によると06年度の利用はわずか11 件(計700万円)。
機構による延滞者の住所確認が不十分だったなどの理由で同制度を使えなかったケースは797件(計10億2100万円)に達した。

ほかにも
(1)奨学金の貸与が終わってから返還誓約書を求める仕組みで、誓約書を提出しない学生が多い
(2)証明書などの提出がないのに支払いの猶予を認めている
――などのずさんな運用実態が浮き彫りになった。

ソース:NIKKEI NET
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080724AT3S2401424072008.html